対局結果
先手で相掛かりから珍しい形の序盤戦に。 後で調べたところ、20年以上前の順位戦A級の谷川ー島戦と似た展開でした。 非常に難しい将棋で、一手一手に苦慮しました。 中盤、桂損を甘受する思い切った手順がうまくいってリードを奪います。 しかし攻め方を誤っ…
振り駒で後手になり、相掛かりへ。 相掛かりは幅の広い戦法で、戦法自体の想定は当たったものの、準備していたのとは全然違う序盤戦に。 それでも過去に研究していた形になり、前例との微妙な形の違いを生かした新構想を披露、、したつもりが相手の想定内だ…
後手で矢倉の出だしから乱戦に。 注文に乗ったことで一気に激しくなりました。 相手の攻めに対して一番厳しい反撃手段をとり、中盤を通り越して終盤へ。 反撃に出るか悩んで長考した際に読んでいた手順に進み、読みの中でひらめいた詰み手順が実現して勝ちと…
振り駒で先手になり、相掛かりへ。 前例の少ない展開で、一手一手が難しく苦慮しました。 相手の斜め棒銀を受ける流れでしたが、その中でいくつかミスがありました。 カウンターを狙うのは嫌いではない展開でしたが、そこでミスを出したのは大きな反省点です…
後手で相振り飛車を志向。公式戦では初登場の新しい指し方を採用しました。 序盤から見たことのない展開に。 相手が強引に飛車を奪いにきて、大きく駒が振り替わり激しい流れになりました。 自陣を整えてから反撃へ。長考の末に発見した意表を突く角の活用が…
振り駒で後手になり、力戦模様の相居飛車を志向。 かなり珍しい形で、互いの飛車道が通っていることもあり、刃を突きつけあうような怖い将棋に。 そんな中、相手の一瞬のスキをついて技をかけにいき、それが見事にハマりました。 戦意喪失されたか、早いタイ…
先手で相掛かりへ。駒組み途上の段階で自陣角から局面を動かしていきました。 難しい将棋で、互いに持ち時間を使いきる熱戦に。 勝つチャンスがあると感じた場面もいくつかありました。 最終盤、勝つ可能性があると感じた局面で持ち時間を使いきるまで考える…
毎週日曜日に一週間の執筆・活動記録をまとめています。 9/29(水) 前日の対局は、7年ぶりに振り飛車を採用しましたが、結果にはつながりませんでした。 www.toyama-shogi.com 10/2(土) SUNTORY 将棋オールスター 東西対抗戦2022に出場しましたが、1回戦…
振り駒で後手になり、角道を止めない三間飛車、いわゆる早石田を採用しました。 自ら振り飛車を選択したのは約7年ぶり。 三間飛車の本を出したこともあり(?)、どこかで指してみたいと思っていました。 相手の駒組みに反応し、早々に仕掛けて戦いに。 指し…
相手の初手▲3六歩から力戦調の将棋に。 進んでみると相掛かりのような将棋になり、力の出る展開になりました。 一手一手が手探りで、戦いが始まったのは夕食休憩が明けてから。 名古屋将棋対局場は高層階にあって景色がキレイなのですが、気がつけば夜景が…
振り駒で先手になり、相手の雁木に急戦を仕掛けました。 仕掛け周辺で失敗して、やや苦しい将棋に。 ギリギリのところでバランスを保っていきましたが、うまく指されてしまい最後までチャンスがありませんでした。 結果的には序盤の失敗が敗因に。 苦しい将…
振り駒で後手になり、相手の角交換型振り飛車から早い段階で決戦に。 受け止めるのに時間を使ってしまい、早い段階で秒読みに。 相手も攻めをつなげるのが大変で、やはり早い段階で秒読みに入り、延々と1分将棋が続きました。 中盤、終盤、それぞれ一度ずつ…
後手で三間飛車に対峙しました。 序盤から思わぬ激しい戦いになり、気が付いた時には勝てない流れに。 経験値の差を見せられたといえばそれまでですが、こちらも準備をしていただけに対応できなかったのが悔やまれます。 挽回不能の差になり、夕食休憩前に投…
振り駒で後手になり、矢倉の出だしから急戦へ。 相手の動きに応じて、右玉にかまえました。 中盤、思い切って踏み込んだところ、相手も強く応戦して一気に決戦へ。 いきなり詰む詰まないが絡む展開になりました。 一度も自陣を顧みずに踏み込み、一手勝ちを…
先手で相掛かりに。狙いの構想が実現してまずまずの序盤戦に。 3月の郷田九段戦に続き、本局も「鎖鎌銀」と呼ばれる指し方でした。 「鎖鎌銀」はかなりレトロな指し方ですが、令和の時代に入って復活しています。 これは相手の出方が昔と様変わりしているこ…
振り駒で先手になり、相手は得意の三間飛車に。 相穴熊に進みました。 仕掛け周辺でミスがあり、やや苦しい展開に。 ただ相手も決めきれず、相穴熊らしい中終盤の長い戦いが続きました。 迷って指した手が、調べると悪いほうばかりにいっていたようです。 実…
振り駒で先手になり、相掛かりへ。 機敏な立ち回りで序盤から有利に。 何気ない序盤でしたが、アンテナが反応していい手が指せました。 そのままリードを保ち、ゴール目前でしたが、2択を誤って混戦に。 最後、詰ましにいくか、しのぎにいくか、再び2択を迫…
振り駒で後手になり、角換わり腰掛銀へ。 研究を深めていた展開に進みました。 夕食休憩のところでは、いい手を指せれば勝てるのでは、とみていました。 夕飯もそこそこに読みを深め、思い切った順に踏み込みましたが、読みに浮かんだ勝ち筋は幻でした。 not…
振り駒で先手になり、相掛かりへ。 序盤で意欲的な構想を見せて、一手一手難しい展開でした。 その中でうまく指しこなせず、少しずつ苦しくしてしまいました。 相手の指し手が正確で、そのまま押し切られました。 銀河戦に続く連敗で、長谷部四段のような棋…
後手で相掛かりに。 序盤で主導権を握りにきましたが、強く反発して逆に主導権を奪いました。 左右の桂を跳ねていき、陣形の薄さを攻めの厳しさでカバーする展開に。 この辺りの詳しい解説をnoteに書いています。 note.com ギリギリの攻めでつながるか不透明…
先手で角交換振り飛車からジックリした展開に。 中盤のもみ合いでリードを奪い、自陣を顧みずに一気に攻め込みましたが、その手順が疑問で際どい終盤戦に。 相手玉に詰めろをかけたものの、いかにも返し技がありそうな局面。 しかもこちらは残り1時間を切っ…
振り駒で後手になり、四間飛車に持久戦で対抗しました。 3局連続の対四間飛車、しかも全て後手番で似た形からのスタートに。 ただ序盤は似ていても、展開が全然異なるのが将棋の面白いところです。 詳しいことをnoteに書きましたので、興味のある方はご参照…
振り駒で後手になり、四間飛車に急戦を仕掛けました。 前週の対局と攻め方は少し違いますが、似た格好でした。 互角で推移して難解な将棋が続く中、妙手順を食らって敗勢に。 しかし諦めずに粘って混戦に持ち込み、秒読みの中で受けの妙手を発見して逆転勝ち…
後手で相手の四間飛車に急戦を仕掛けました。 今までは持久戦模様を作戦の中心に据えていましたが、対振り飛車での戦績が良くないことを踏まえて作戦を変えてみました。 中盤で強引なさばきを許容したのが判断ミスで、苦戦に陥りました。 そこからよく粘り、…
振り駒で後手になり、三間飛車に持久戦で対抗する形に。 屋敷九段が振り飛車でこられるとは夢にも思わず、予想外も予想外。 ざっと調べたら10年ぶりくらいの採用のようでした。 飛車を振られた瞬間、ビックリしすぎて声が出そうになりました。 まったく準備…
先手で相掛かりを採用。 定跡の整っていない展開で、一手一手に苦労しました。 戦いが始まってからも難しく、ずっと形勢がわからずに指していました。 将棋AIの解析では終盤に入っても互角が続いていたようで、大きなミスもなく形勢を損なわずに指せていたよ…
先手で四間飛車に穴熊を目指したら、角筋を生かして急戦にこられました。 端の関係で厳密には違いますが、藤井システム調の仕掛けでした。 相手の角を強引に飛車と交換して、反撃へ。 昼食休憩前に派手な手を指されて、思わずご飯も忘れて考えこみました。 …
振り駒で後手になり、角換わり早繰り銀を腰掛け銀で迎え撃つ格好に。 相手の趣向により、23手目には戦いが始まりました。 早い段階から激しい展開となりましたが、総手数はなんと247手! 130手くらいで生じた千日手模様を成立寸前で打開したのですが、結果的…
後手で相雁木のような戦型へ。予想外の形でした。 先手に主導権のある格好で、仕掛けから猛攻を受ける展開に。 あまり見かけない格好で踏ん張り、読みや判断に苦労しました。 ただそれは相手も同様で、結果的にはその苦労がいい方に転がりました。 リードし…
振り駒で先手になり、相掛かりを選択。 前例のない展開でずっと暗闇を歩いているようでした。 難解な中盤戦で、勝ちを急がずに馬をひきつけて長い戦いに持ち込んだのが功を奏したようです。 終盤戦では自分でも驚くほどうまく指せて、勝ちを引き寄せることが…