将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

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瀬川六段戦、八代七段戦

午前中は瀬川六段と対戦。振り駒で先手になり、角換わりへ。

 

仕掛け周辺でリードを奪うも、攻め方を誤って混戦に。

時間が短い将棋なので丁寧にいったのが裏目に出ました。

 

ただ、丁寧に指したことで自玉が堅くて、実戦的には勝ちやすい流れだったかもしれません。この辺りが人間同士ならではのところ。

一瞬の隙をついて薄い相手玉に食いつき、安全な陣形を生かして一気に押し切りました。

 

 

午後は八代七段と対戦。こちらも振り駒で先手になり、角換わりへ。

 

相手の攻めを呼び込んでカウンターを狙い、一気に終盤へ入る展開に。

詰む詰まないが絡み合う、難解かつ怖い将棋になりました。

 

ミスもありましたが、全体的に読みと判断が良かったと思います。

最後は相手の追い込みをギリギリのところでかわしきりました。

 

ということで、2連勝という結果でした。

前期は持ち時間の短い将棋で苦戦しましたが、今期はその反省を生かした取り組みがいい方向に出ているようです。

 

また、今回は2局とも自動記録による対局でした。

終局後に操作方法を誤ってモタモタしたり、相手が指した後にボタンを押し忘れるなど、小さなハプニングはありましたが、特に大きな問題はありませんでした。

慣れもあるので、回を重ねていけば今後も問題なく対応できそうです。

 

 

それではまた