将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

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窪田七段戦

振り駒で先手になり、相手の振り飛車に急戦で対抗。
13手目には早くも駒がぶつかる激しい展開に。

力戦調の中でいい態勢を作り、有利な攻め合いに。
後はどう仕留めるか、というところで決め損なってしまいました。
局面の流れを急にして決め損なった代償は大きく、敗勢に。

ところが相手も決め損ねて泥仕合に。
7一にいた相手の玉は気がつけば1九に侵入。
こちらも入玉を目指せば持将棋も視野に入る展開でしたが、うまく逃げられずに捕まってしまいました。

総手数228手という長手数で、久しぶりに延々と1分将棋を指しました。
ただ、決め損ねて敗勢になってからはチャンスがなかったようで、決めるべきところで決めないといけないことを痛感します。

今年に入ってから調子が上がらず、悪い流れが続いています。
内容的には悪くないので、あとはキッカケが欲しいところ。
あがいていく他に手はないので、また次に向けて精進します。

 

それではまた