将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

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高野秀六段戦

先手で角換わりへ。相腰掛け銀の定跡形に進みました。

 

実戦例の少ない突っ張った手を採用。一気に終盤戦へなだれ込む変化も秘める怖い手ですが、研究段階では大丈夫とみていたので採用しました。

深いところまで研究していた展開で、研究と経験が生きました。

 

ギリギリの変化も多く恐怖心との戦いでもありましたが、その手を境にリードを奪い、強引な角捨てなど強気を貫いたことが結果につながりました。

 

年内最後の対局で連敗をストップ、44歳の初戦を白星で飾りました。

また、2023年を勝ち越しで終えることもできました。

春の好調、秋の不調、浮き沈みの激しい一年でした。また日を改めて振り返る予定です。

 

 

それではまた