後手で角換わりに。前例の多い展開から激しい流れになりました。
細かいミスもありつつ快調に攻め込んでリードし、終盤戦へ。
感想戦でもリードを生かして押し切った、という結論だったのですが、帰宅して将棋AIに解析させると一瞬負け筋に入っていたようです。
ひと目はこちらが勝ってそうな筋なだけに、相手も選びにくかったのでしょう。
その手前でこちらがハッキリとした勝ちを逃しており、そこは大きな反省点です。
勝って反省、という形になったことが救いでした。
これで今期順位戦の全対局が終了しました。
7勝3敗という結果には満足感もありつつ、昇級を考えればあと一歩足りない成績でもあります。
負けた3敗はいずれも中盤のリードを生かせずに逆転を喫したもの。
本局も危うく逆転を喫するところでしたし、勝ち切る技術の向上は課題です。
他にも課題は多く、裏を返せば向上の余地は多くあります。
来期の開幕まで、技術を磨いていきます。
コロナ禍の特殊な状況で行われた一年間でした。
無事に順位戦の全対局が終了して、感謝の気持ちでいっぱいです。
それではまた