先手で角換わりを採用。相手は右玉で対抗してきました。
この日は大広間(3部屋が続きになっている)での対局で、5局中4局が角換わり。うち3局が右玉でした。タイトル戦でも続けて登場するなど、最近の流行を表しています。
穴熊に組み替えて作戦勝ちに。しかし相手の動きにうまく対応できずリードを奪われました。
そこから粘り強く指してギリギリの勝負に持ち込み、一瞬のチャンスを掴んで逆転に成功。しかし秒読みで再びミスを出して負け筋に。
最後は相手が二択を誤って再逆転。最終盤で勝ちをもぎとりました。
この二択は、玉を寄るか上がるか、というもの。人間の見た目には寄った方が普通で、こういう例外を実戦で拾うのは難易度が高く、その点で勝ち運がありました。
反省点も多い将棋でしたが、全力を尽くしたことが勝利を呼び込みました。
順位戦は今年の1月以来白星がなかったので、久しぶりの感じです。
今期は始まったばかりですし、ここから白星を重ねていきたいです。
それではまた