後手で一手損角換わりを採用し、腰掛け銀に進みました。
相手が4筋の位を取ったのをみて、こちらは右玉へ。後手番らしく相手の動きを待つ将棋になりました。
相手の打開が無理だったようで、仕掛けでリードを奪いました。ただ、こちらも方針を誤った手を指してしまい混戦に。
自信のない局面もありましたが、相手の穴熊が崩れてきて再びリードを実感しました。
終盤、相手玉を一気に追い詰める手があるものの、わずかに届かないとみて自陣に手を戻したのが勝因になりました。実際、攻め込むと足りなかったようで、ここで判断を誤らなかったのは良かったです。
最後はギリギリの不詰みを読み切って勝ち切りました。
この日はここ最近の中でも足腰の調子が良く、一局通じて集中して戦いきりました。
順位戦の前局は途中から失速してしまったのですが、その反省を本局に生かせました。
今月は順位戦が2局あったので、かなり大変でした。来週の対局を終えると一息つけるので、もうひと頑張りです。
それではまた