将棋界は4月~翌3月で区切りとなります。
2018年度の対局について振り返ります。
2018年度について
2018年度は、20勝超え、勝率6割超えで満足のいく成績でした。
成績は昨年度とほぼ一緒でしたが、竜王戦で3組昇級、叡王戦で本戦進出、順位戦で2期連続勝ち越しと、結果を残した一年になりました。
実力不足で達成できなかったことは、次の目標に切り替えます。
昨年度から引き続き研究会等を行わず、コンピュータでの勉強に集中しました。
ここ最近成績が上向いている要因の一つは、コンピュータでの勉強に集中したことで、将棋AIの好む作戦が流行する流れに乗れていたことにあります。
ただ周りにもキャッチアップされてきて、残念ながら私の優位性はなくなりつつあります。昨年12月の佐々木(大)四段戦でそれを痛感しました。
今後は実力を高めるためにどうコンピュータを使うか、その点を重視します。
今年度は、心と体が整わないことの多い一年でした。
技を磨いて心と体を整えて、心技体を充実させて対局を迎えることに努めていきます。
2019年度に向けて
新年度の対局は4月2日に予定されています。一度も勝てていない先輩棋士との対戦で、自分にとっては大きな壁ともいえる相手です。
一年間を戦い抜く自信をつける対局にしたいものです。
2019年度も応援のほど、よろしくお願い致します。
それではまた