将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

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伊藤真六段戦

先手で相掛かりから珍しい形の序盤戦に。

後で調べたところ、20年以上前の順位戦A級の谷川ー島戦と似た展開でした。

 

非常に難しい将棋で、一手一手に苦慮しました。

中盤、桂損を甘受する思い切った手順がうまくいってリードを奪います。

しかし攻め方を誤って混戦に。

 

終盤、一瞬の勝機をとらえて抜け出しました。

この辺りの詳しい解説はnoteをご覧ください。

 

note.com

 

今期順位戦は7勝3敗で終了。3年連続で同じ成績でした。

今期はスタートから内容が悪く、しかも厳しい相手が続いたのでこの成績は僥倖といえます。

年度全体では負け越しに終わりましたが、順位戦に星が集まりました。

 

今期は苦しい戦いでしたが、課題を持って取り組み、足掻き続けたことで来期につながる結果と内容になったと思います。

 

今年度の対局はこれで終わりになりそうなので、体と心を休める時期にしたいです。

振り返りはまた改めて。

 

 

それではまた