振り駒で先手になり、相手の雁木に対し、序盤早々に▲5五角と飛び出す構想を採用しました。
ここ最近、公式戦で度々みられる指し方です。
通常のルート(▲7七角→▲5九角→▲3七角)と比べると▲5五角→▲3七角で手得しているのが先手の主張です。しかし駒組みに失敗して3七角を▲5九角と引くことになり、作戦負けを自認しました。
中盤、模様の悪さを深刻に捉えすぎて、引っ張り込んだのが失敗でした。
玉を右辺に逃げる構想が方向違いだったようです。
終盤はよく粘って150手を超える熱戦になりましたが、届きませんでした。
来週もすぐに対局があります。そちらも雁木の名手との対戦なので、今回を糧にしていい将棋を指せるように準備していきます。
それではまた