5月4日(祝)9:30~、コンピュータ将棋選手権二次予選が配信されます。
対局と解説の開始は10時予定です。
第32回世界コンピュータ将棋選手権 – The 32nd World Computer Shogi Championship
9時30分~11時過ぎまでの配信は下記リンク先より。
スケジュール
前日(3日)一次予選が行われ、10チームが通過しました。
いま一番有名なソフト「水匠」も一次予選から参加して、無事に通過しました。
本日(4日)が二次予選。ここからシードチームが登場します。
二次予選は全9回戦で行われ、上位8チームが決勝リーグへ進みます。
そして明日(5日)の決勝リーグで優勝が決まります。
私は二次予選の解説を千田七段と一緒に担当します。
決勝リーグは西尾七段と伊藤(匠)五段による解説があります。
優勝の行方
ここ最近のコンピュータ将棋におけるトレンドは、
NNUE系vsDL系
ソフトの作り方の異なる2系統のどちらが強いか、という争いです。
NNUE系の代表は、やねうら王、水匠。
DL系の代表は、dlshogi(HEROZチーム)、二番絞り。
といったところになります。
dlshogiは強豪ソフトの開発者たちが集まったチームで、HEROZ社(将棋ウォーズを開発・運営している会社)に縁の深いメンバーです。
当然ながら相当に強いことが予想され、優勝候補筆頭と言っていいでしょう。
一次予選通過組の中で注目ソフトは、なんといっても「prelude」です。
谷合四段のチームが開発したソフトで、戦いぶりをみるにかなり強いと思います。
一次予選では振り飛車を連採していましたが、強豪が増える二次予選以降もそれを貫くのかどうか。
配信終了は20時過ぎを予定しています。
長丁場になりますので、お時間のある際にご視聴いただけると幸いです。
それではまた