6月29日(土)11:00~、YouTubeで第5回世界将棋AI電竜戦TSEC指定局面戦が配信され、解説を担当します。
対局開始は10時、解説開始は11時予定です。
対局と解説の終了は19時過ぎを予定しています。
棋譜中継のページ
午前の部
午後の部
指定局面戦
今回の電竜戦もいつもの大会と同様で最強ソフトを決める大会ですが、初期局面からではなく、途中図からスタートするのが特徴です。
たくさんの局面が用意されますが、公平を期すために対局開始まで知ることはできません。
もちろん私も知らないので、当日にどんな局面が出されるのか楽しみです。
プロの間で課題となっている局面が提示されることもあり、いつも棋譜をじっくり検証しています。
そういった定跡型から、突拍子もないものまで、様々な局面が出てくるのがこの大会の面白さです。
出場ソフト
大会に参加するソフトや、大会概要について、大会公式ページをご参照ください。
■第5回世界将棋AI電竜戦TSEC指定局面戦
— 電竜戦 ー世界AI将棋オンライン 電竜戦ー 特定非営利活動法人AI電竜戦プロジェクト (@DenryuSen) 2024年6月27日
第一部につきまして下記の発表をいたします。
・タイムテーブル
・参加プログラム#電竜戦 pic.twitter.com/bePDW2TeaW
優勝候補としては、先日の第34回世界コンピュータ将棋選手権で上位に進出した、
CHECKMATES IN TAN TAN たぬき(優勝)
dlshogi(準優勝)
この2ソフトがかなり有力でしょう。
他でも、Grampus、Ryfamate、十六式いろは幻、Etude No.3といった上記大会で活躍したソフトも優勝争いに加わってくるかもしれません。
個人的には、谷合四段が開発を続けるEtude No.3に注目しています。
長丁場ですが、ご視聴のほどよろしくお願いします!