Yahoo!ニュースに、王将戦第1局について書きました。
8割越え
記事中ではさらっと書きましたが、渡辺三冠の勝率は異常ともいえるレベルのものです。
38局中31局がB1以上の棋士との対戦であり、トップ棋士と対戦を重ねて8割以上の勝率をあげるのは驚異的です。
このまま年度勝率8割以上で終われば2年連続となります。
年度勝率8割以上を2年連続で達成した例は非常に少ないです。
トップ棋士がこの数字を叩き出すのは空前絶後となるでしょう。
渡辺三冠といえども、棋王戦五番勝負も始まる2月以降は対局過多による調子落ちも懸念されます。
そうなると今月末に行われる第2局の重要度が増します。
広瀬八段が第2局をとってタイとすれば、シリーズの行方もわからなくなりそうです。
矢倉
ここ最近、渡辺三冠は矢倉の採用が増えています。
トップ棋士の採用が増えれば、自然とその戦法は流行します。
渡辺三冠が矢倉で星を稼ぐようならば、いよいよ矢倉の本格流行の可能性もありそうです。
もし矢倉が流行すれば、こちらの記事では羽生九段の活躍を予想しました。
果たして2020年はどうなるのか。自分自身にも当然関係のあることで、戦法の流行にはおおいに注目しています。
それではまた