先手でゴキゲン中飛車に超速で対抗する格好に。
流行の形になり、前例を外れたところから非常に難しい将棋でした。
リードして迎えた図。先手▲が私です。後手が攻防に△2六角と打ってきたところ。
ここで味良しとひょっこり▲2五桂と逃げたのがリードを失う悪手でした。
桂を逃げながら歩切れを解消して、通常なら良い手なのですが、例外の局面でした。
対局中や感想戦では気が付かず、将棋ソフトに検討させたら指摘されました。
つい指したくなる手を深い読みで排除する、ソフトの強みを感じました。
ここで互角に戻り、途中で誤って千日手を回避してしまい、最後は際どく足りず。
▲2五桂で差が詰まったことに気が付かず、自分が有利と思って千日手を回避してしまいました。この手はこの局面でのミスと同時に、後のミスにまでつながる、痛恨の一手でした。
課題が噴出する内容で、どう克服していくか、その道のりの遠さにくじけそうにもなりますが、一つずつこなして、少しずつ実力をつけていきたいです。
それではまた