将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

遠山プロの対局やお知らせ、将棋界について

2025年

対局

2025年は、成績を復調させることに成功した一年でした。
昨年は3割を切る成績で低迷しましたが、なんとか5割に近いところまで戻しました。
「3歩下がって2歩進んだ」、今はそんな感覚です。
来年はもう1歩進みたいです。

大きい出来事として、公式戦で椅子対局を行うようになったことがあげられます。
長年腰痛に苦しんでいて、昨年は対局をするたびに体が悲鳴をあげているような状況で、モチベーションも下がっていました。
2月に申請が通って椅子での対局が始まり、リハビリを続けていることもあって、いまは痛みもだいぶ収まっています。
長時間、正座(胡座)で将棋を指すのはいまも厳しい状態ですが、椅子での対局であれば問題なく指すことができます。

昨年に引き続き、研究会も行っています。ほとんどが自分より年下で、最近は奨励会の人たちと指す割合のほうが多いくらいです。
彼らと指すことは自分にとってモチベーションにつながりますし、将棋の内容も得るものがたくさんあります。

勉強の方法も模索を続けています。
生成AIをさらに活用して効率的に成長につなげられるよう、年末にデータ等を整理しました。
自分にとって新しい取り組みはモチベーションを上げてくれます。2026年にもっとも重きを置く予定の取り組みです。

生成AIについては、棋力向上に役立つ確かな手応えをつかんでいます。まずは自分自身が生成AIを用いて結果を出し、そのノウハウを将来的にファンの方々へ還元していくのが目標です。

普及

普及面では、例年より活動が控えめな一年でした。腰痛が原因で師匠の教室をお休みせざるを得ないなど、制約があったことは否めません。

棋士会では年の終わり頃から、チャリティイベントを中心に活動していました。あとは義援金をお届けする段階まで来ており、無事に終えたいです。

7月にファイナンシャル・プランニング技能士2級を獲得しました。2024年に3級を取得し、そこから勉強を続けて2級獲得に至りました。
今のところこれより上の資格(1級など)を目指す予定はありませんが、得た知識を自身の活動に役立てたり、求められれば同業の棋士仲間に共有するなど、2級のスキルを活用していければと考えています。

この一年は、奨励会員や女流棋士を目指す研修会員がプロという夢を叶えるために自分ができる手助けはないか、ずっと考え続けていました。
2026年はその目標に向けて、歩みを進めたいです。

 

応援ありがとうございました

2025年も変わらぬ応援をいただき、ありがとうございました。
変わらずに支えてくれる家族にも心から感謝しています。

普及活動を少し抑えざるを得なかった分、家族や愛猫たちと過ごす時間が増えたことは、自分にとって良い時間になりました。
2026年は対局面でも普及面でも、もう一歩前進できるよう精進してまいります。

そして、一年通じて健康で過ごしたいです。
家族皆が健康で過ごせることを願うばかりです。

 

2026年も応援のほど、よろしくお願いいたします。