後手で、先手の雁木に矢倉で対抗する形に。
井田四段は雁木を得意としているため予想された戦型でした。
かなり前から準備をして、指してみたい形を採用しました。
駒組みの長い将棋で、互いに仕掛けの糸口が難しい状況の中、チャンスとみて仕掛けたのが勇み足でした。
相手のカウンターが厳しく形勢を損ねる結果に。
終盤は粘りにいった順がかえって相手の攻めの速度を早めてしまい、そのまま押し切られました。
序盤から作戦負けを自認していたのですが、仕掛けずに自陣に手を入れていれば互角でした。
この辺り、経験の少ない戦型だったことが影響したかもしれません。
7月は白星が増えていましたが、中盤で形勢を損ねる展開が続いており、懸念が現実になってしまいました。
名古屋から帰京して、新しい扇子を買ってから帰宅しました。
心機一転、また頑張ります。
それではまた