将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

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初心者の大人向け連載「3分でわかる将棋入門」第8回(最終回) 将棋は最高のコミニュケーションツール

2月27日、「3分でわかる将棋入門」の第8回が公開になりました。

 

froggy.smbcnikko.co.jp

 

連載もいよいよ最終回です!

 

手筋

前回に引き続き、三間飛車で棒銀を退治する指し方を解説しました。

最後は相手玉を詰みに追い込みます。

 

そこで出てくるのが「一間竜」

 

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この竜と玉の関係性を「一間竜」といいます。

ここでは▲3三銀と打つのが手筋で、相手はこの銀を取れず、玉を逃げれば▲3二竜で詰み、というものです。

 

この「一間竜」における手筋は、今度の新刊でも登場する重要手筋です。

 

book.mynavi.jp

 

 

しつこいくらいに「手筋」をインプットして、実戦でアウトプットすることが上達の近道です。

 

上記の記事でもこう書いたように、手筋を覚えて実戦で使うことが上達の近道になります。

そのためにも、新刊で手筋を学んでいただければ嬉しいです。

 

連載のあと

今回の連載は、初心者の方が5級を目指すものでした。

これを読んで理解いただければ、5級も可能だと思います。

 

ではその後はどうすればいいのか。

 

まずはしっかり三間飛車を磨いていくことが重要です。

そして三間飛車をやっていると、難敵は相振り飛車でしょう。

それも少しずつ覚えていく必要があります。

 

三間飛車と相振り飛車の手筋は、新刊にたっぷり収録しています。

新刊は、この連載の次のステップとしても活用いただけるはずです。

 

  • ぴよ将棋や将棋ウォーズで実戦を重ねる
  • 手筋と詰将棋を上達の両輪として取り組む

 

こういったことに意識して上達につなげれば、初段も見えてくると思います!

 

 

それではまた