振り駒で後手になり、相掛かりへ。
予想していない格好でしたが、普段の研究が生きて作戦勝ちに。
しかし中盤でいくつか小ミスを出してしまい苦戦に陥りました。
王手の千日手
迎えた図は終盤戦。相手が銀で王手をかけてきました。
ここで△５四玉と逃げたのが悪手で、△５二玉なら苦しいながら勝負形でした。
実戦は△５四玉に▲５五銀△４三玉▲４四銀と進行。いわゆる王手の千日手です。
ここで再び△５二玉と手を変えるチャンスがきました。
とはいえもう△５四玉に決めていたのですぐに着手。
するとまたしても▲５五銀△４三玉▲４四銀と進行。
三たび△５二玉と手を変えるチャンスがくるも△５四玉と指してしまい、３回もやり直すチャンスがあったのにつかめませんでした。
実戦は△５四玉に▲３三銀不成△同金▲６八桂が好手順で負けになりました。
早指しに課題
上記の場面は▲３三銀不成が全く見えておらず、△５四玉で逆転したかもと思っていたため、やむを得ないミスでした。ただ時間をかければ防げたかもしれません。
ここ以外も時間が少なくなってからミスが出ていました。
実力不足ではありつつ、時間が少ないときの指し方に課題があると思われます。
今期は早指しでの成績も振るいません。
年齢を重ねると早指しに弱くなるとも言われるため解決できるか不安もありますが、それでも課題を解決できるよう、少しずつ改善していきたいです。
それではまた
