将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

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中座七段戦、増田(康)六段戦

前局の反省を生かし、積極性をテーマに臨んだ一日でした。

2局まとめて振り返ります。

 

積極性の難しさを実感

午前中の対局は中座七段と。振り駒で先手になり、力戦へ。

迎えた図。2枚の銀を四段目に繰り出して攻撃的な構えを作り、積極的に仕掛けました。

先手▲が私です。

(青字は実戦の指し手)

 

 

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△7三角と角のにらみで攻めを牽制してきたところ。

ここで▲2六飛と角の利きをかわして、△4四歩▲3五歩と攻撃開始。△4三銀の受けに▲6五歩と全面戦争に撃って出ました。

 

この積極性がいいほうに出て、局面をリード。

終始積極的な指しまわしで制しました。

 

中座七段には4連敗中、公式戦も2連敗中だったので、連敗が止まって嬉しい勝利でした。

 

午後は1回戦を勝ち上がってきた増田(康)六段と。

振り駒で先手になり、角換わりへ。

 

研究から外れた格好になり、手探りの中で仕掛けることに。

 

 

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▲2四歩といくのは危ないと知りつつ、積極性を重視して敢行。

しかし△同歩▲同飛△1三角の常用手段がやはり厳しく、形勢を損ねました。

劣勢の中でも積極性を貫き、際どい場面もありましたが敗戦。

積極性が両方に出て、1勝1敗の一日でした。

 

積極性を忘れずに

2局目の敗戦は残念でしたが、積極的にいくことで、一局通じて内容が良くなることも実感しました。

来週以降も対局が続くので、積極性をテーマに臨んでいきます。

 

 

それではまた