振り駒で後手になり、角換わりへ。
研究通りの展開に進むも、うまい攻めをされて劣勢に。
終盤は際どくなりましたが、うまく決められました。
図は▲5四飛△同歩と飛車を切ってきたところ。
後手△が私です。ここでうまい寄せがあります。
▲5三銀は甘い寄せで、▲6三金△同金▲6一銀打が鋭い寄せ。
対して△6二玉には▲6三銀成△同玉▲5三金でピッタリ詰み。
▲6一銀打△8二玉▲6三銀不成と進み、飛車取りでもあり、調子のいい手順です。
その局面は後手も「飛角角金銀」と大量の持ち駒を持っていますが、先手玉を追い詰めるには1枚足りません。
実戦も迫ったものの、1手負けに。
角換わりの後手の厳しさを痛感する一局になりました。
それでも居飛車を指す以上は避けて通れぬ道であり、より一層の精進を突きつけられた2018年度の初戦でした。
それではまた