2017年も残すところあとわずかとなりました。簡単に振り返ります。
対局面では、6割を超える勝率で、順位戦の降級点も年内に消すことができました。
望外と言っていい出来でしたが、いいところで負けたり、年内最後に連敗を喫するなど、全てにおいて満足とは言えません。
2016年は久しぶりの勝ち越し、2017年は6割超えでしたので、2018年は「ホップ・ステップ・ジャンプ」といきたいところです。
年内最終対局が終わってから、自分の足りないところを見つめ直していました。
来年は弱点を減らして長所を伸ばし、もう一つ上の活躍を目指します。
将棋界全体を見ると、本当に色々なことがありました。
羽生永世七冠誕生、藤井聡太四段29連勝、などなど、明るい話題に事欠かない一年でした。
年の始めには役員が解任されるなど、内部的には落ち着かない一年でもありました。
2017年はモバイル事業でいままでにない施策を行い、将棋ブームもあって大きく発展を遂げました。
社会のニーズに合ってか、『将棋とAI』というテーマで講演やメディアへの露出が増えました。
刺激的な仕事が多く、充実していた一年でした。
さらには、子供への普及に割く時間も徐々に増える中で、より良い普及方法を自分なりに模索しています。
2018年は、より外の世界に目を向けて、新しいことにチャレンジしていく一年としていきたいです。
いつも支えてくれる家族や応援いただいている皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
暮れも押し迫る中で風邪をひいてしまいました。
来年はいままで以上に体のケアを怠らず、また体力づくりにも励もうと思います。
2018年も応援のほど、宜しくお願い致します。