2020年は、一年前には想像もつかない一年になりました。
いつ以前のような日常が戻ってくるのか、2021年もそんな思いを抱きながら過ごすことになるでしょう。
対局
2019年は内容が伴わず辛い一年でしたが、2020年も初頭はその悪い流れを引きずっていました。
コロナ禍が一つの転機となりました。
自分を見つめ直す時間が増えて進歩できたように思います。
夏場は調子を崩して1ヶ月半で6敗。この一年の半分近くの黒星が集まりました。
ここで勉強法や対局中の食事を見直しました。
すると10月からの3ヶ月は内容的にも充実した将棋が増え、満足のいく結果をあげられました。
負けを糧にできたのは、対局面においてこの一年で最もよかったところです。
終わってみれば年間通じて6割近い成績となり、まずまず満足のいく一年でした。
ただ、大きな結果を残したわけではないので、2021年はこの調子を続けて結果を出す一年にしたいものです。
執筆と棋士会
2020年は著書を3冊刊行しました。
他の連載と合わせて、執筆と締め切りに追われた一年でした。
本の執筆はようやく一区切りついたので、2021年はWebでの連載などにまた時間を割いていく予定です。
2019年の振り返りで、棋士会について
来年も楽しいイベントを作って、ファンの方に喜んでいただければ
と書きましたが、リアルでのイベントは一つも開催できませんでした。
いまの社会情勢ではやむを得ません。
棋士会の活動はYouTubeチャンネルを開設するなど全てオンラインに移行しました。
イベントは全てオンラインで行い、グッズ販売も全てオンライン。
全国の将棋ファンの皆様に喜んでいただけるのはオンラインの良さでもあります。
2021年も引き続きオンラインでのイベントを検討していく予定です。
ファンの方と直接お会いできないのはやはり寂しいです。
年平均3回ほど伺っていた天童にも、2020年は一度も伺えませんでした。
その他でも、お会いできていないファンの方が多くいらっしゃいます。
普及面に於いては、リアルでの活動が再開されてオフラインもオンラインも充実する日々が来てほしいと切に願います。
よいお年を
マスクが欠かせない社会はまだしばらく続くでしょう。
私自身も健康に留意して過ごしていきます。
ブログをご覧いただく皆様のご健康を願っております。
最後に、今年刊行した3冊のリンクを貼りますので年末年始のお時間ある際にご一読いただければ幸いです。
2020年も応援いただき、ありがとうございました。
2021年もどうぞよろしくお願い致します。