振り駒で先手になり、藤井猛九段の十八番、角交換振り飛車と対峙しました。
図は序盤から中盤にかけて。△5四金と上がってきたところ。
先手▲が私です。
高美濃を崩して金が進出する、これぞ藤井猛九段という手が出ました。
力強い指し手に、残念ながら対応を誤りました。この辺り、まだまだ実力不足です。
終盤戦は大きなチャンスがあったのですが、判断ミスでつかめず。
最後は豪快な寄せで押し切られました。
またも勝ち上がったところで負けてしまい、残念です。でも勝ち上がったからこそ藤井猛九段と戦うことが出来て、得られたこともあります。
なかなか大きな結果につなげられませんが、あと一歩の壁を破れるよう、日々また勉強です。
私が修行時代に藤井システムが大流行しており、私自身も当時は一番の得意戦法でした。そういった意味で藤井猛九段には憧れを持っており、初めて練習将棋で対戦した時は嬉しかったことを覚えています。
いまはそういう気持ちは捨てて向かっていますが、力及ばずこれで3戦全敗です。なんとか勝ち星をあげたいもので、棋士人生の一つの目標にします。
それではまた