将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

遠山プロの対局やお知らせ、将棋界について

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

プロ棋士が考える、将棋「入門」において大切なこととは?

前回の記事 棋士の考える「将棋入門」 - 将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース 未体験から初めて将棋を学ぶ「入門」段階では、将棋にかけた時間が上達に直結します。 初めて将棋を学ぶ子供たちの中では 教室で将棋を指す 将棋の本を読む(私はこのタイプ) …

大相撲1月場所観戦

昨日は雪が舞う中、両国国技館へ相撲観戦に。将棋ファンの方にお連れいただき、とてもいい席で観戦しました! 写真を中心に振り返ります。 これは到着時の写真。帰る時はかなり積もっていて難儀しました。 雪の中でも館内は満員で、相撲の変わらぬ人気が伺え…

三枚堂六段戦

後手で角換わり拒否からの相雁木模様(後手は△4三金4二銀型)に。 最新形といえる格好で、研究を深めている形でした。 成否は微妙ながら、思い切って仕掛けたのが功を奏してペースを握りました。 迎えた図で、いい手が指せました。 後手△が私です。 ここで…

明日対局

明日は 第76期名人戦・順位戦 C級2組8回戦、三枚堂六段戦 中継:名人戦棋譜速報

プロ棋士の考える「将棋入門」

将棋の実力をはかる言葉といえば、熟練度順に 未経験→入門→初心→初級→中級→上級・・・ となります。 未経験で初めて将棋をやってみよう、というところから 将棋のルール 駒の動かし方 勝ち方(詰み) この辺りをしっかり把握するのが「将棋入門」の段階です…

子供教室における将棋大会

昨日は師範を務める中央区将棋同好会支部が主催する『伝統文化親子教室事業』が開催されました。第3期の10回目で、今期の最終回でした。 最後は教室内で大会を開催するのが恒例です。 約40組の親子にご参加いただき、初級・中級・上級の3クラスに分かれて…

川上七段戦

振り駒で先手になり、一手損角換わりに急戦を仕掛けました。 優位に進めていましたが、ミスが出て暗転。 自陣は安泰ながら、攻めが細くなって迎えた図。先手▲が私です。 それでもここは受けづらいかと思ったのですが、 △7二玉▲4一飛△7一金▲5二成桂△8二…

明日対局

明日は第68期王将戦一次予選1回戦、川上七段戦です。 今年最初の公式戦になります。 ここ1年ほど定期的な研究会やvsはお休みしていることもあり、 「盤を挟む対局」 は初めてです。 以前書いたように、ホップ・ステップときて、今年は 「ジャンプ」 できる…

12/26放送、銀河戦都成四段戦

結果から書くと、敗戦でした。 放送が終わったので振り返ります。 振り駒で後手になり、先手の中飛車に急戦で迎え撃つ格好に。 リードしていたのですが、いま飛車先の歩を交換したのがミスで、相手に気持ちのいいさばきを許してしまいました。 後手△が私です…

詰将棋

2018年最初の更新です。 本年もどうぞよろしくお願い致します。 年末~年始にかけては風邪が治りきらず、自宅で静養していました。 ようやく体調が戻ってきて、明日の指し初め式には参加できそうです。 さて今年の目標の一つは、いままで以上に詰将棋を解く…