将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

遠山プロの対局やお知らせ、将棋界について

三枚堂七段戦

振り駒で後手になり、角換わりへ。相手の早繰り銀を受け止める流れになりました。

 

前例のない、珍しい仕掛けで開戦しました。

研究していた筋だったのですが、その後の指しまわしがまずくて苦戦に。

決定打を食わないよう、必死に耐える展開でした。

 

耐え続けているうちに相手の攻めが細くなって優勢に。

しかし、どう決めるかというところで、方向性を誤って転落。

再逆転を許してしまい、そのまま押し切られました。

 

全体的にはミスも多く、敗戦も仕方ありません。

150手を越える熱戦で、かなり長い時間1分将棋で戦いました。

全力を尽くしたので、これが今の実力と言えます。

 

9月は対局が続きましたが、これで一息です。

強敵との対戦が続いて多くの課題が見つかりました。

ここで出た課題を一つずつ解決して、また対局が増える時期に向けて力を蓄えていきます。

 

 

それではまた