将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

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中川八段戦

振り駒で後手になり相掛かりへ。

中盤の折衝で形勢を損ねて敗勢に。それを粘りに粘って逆転しました。

 

入玉を捕まえる

 

迎えた図は180手目(!)。入玉されたうえにあちこちで駒が当たっており、秒読みで目が回る局面でしたがいい手を指せました。

 

 

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(青字が実戦の手、後手△が私です。全=成銀、圭=成圭)

 

この飛車を取ると▲2四銀成と馬を取られてしまいます。

しかしここで△1二金が狙っていた攻めでした。

▲3六飛には△2三馬として、どこに逃げても金を打てば詰みです。

しかし先手は持ち駒も乏しく、△2三馬を受けるいい手段はありません。

 

実戦は▲2五飛と強引に△2三馬を受けてきましたが、△同竜▲2四銀成(▲同銀は△2三馬)△同竜と進んで受けなしになりました。

 

最後は詰まして制勝。実戦で入玉を詰ましたのは記憶にありません。

 

 

今年度終了

 

本局は今年度の最終対局でした。

内容的には冴えませんが、終盤は集中して指せました。

全力を尽くせたこと、そして勝って終われたことは何よりです。

 

2018年度の振り返りは、また日を改めて。

 

 

それではまた