将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

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名伯楽という言葉がふさわしい石田九段の自伝 『棋士という生き方 石田和雄九段著』

献本いただいた石田九段の著書を拝読しました。

石田九段は素晴らしい実績を残されています。

そして師匠としても優秀なお弟子さんを数多く育てられています。

 

勝又清和六段、佐々木勇気六段、門倉啓太五段、高見泰地六段、渡辺大夢五段

名伯楽という言葉がふさわしい棋士です。

 

内容は、自伝プラスいまの将棋界について。

率直な語り口は、石田九段の人柄を表しています。

読んでいて温かい気持ちになりました。

 

石田九段のファン、そして一門の棋士のファンの方は、必読の一冊と言えます!

  

棋士という生き方 (イースト新書Q)

棋士という生き方 (イースト新書Q)

 

 

 

先日、たまたま将棋会館でお会いしたので、ご挨拶と共に

「素晴らしい本でした」

とお伝えしたところ、とても喜んでいただきました。

その模様の一部は、5月22日佐々木勇気六段-高見泰地六段戦の中継コメントに掲載されています。

石田九段がなんと答えられたかは、棋譜コメントでお楽しみください。

 

 

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石田九段は筋のよい将棋で、この中継でも鋭い解説をされています。

 

石田和雄名局集 (名局集シリーズ)

石田和雄名局集 (名局集シリーズ)

 

 

 

さて石田九段が溺愛する弟子の一人である高見六段が、石田一門、そして板谷一門の悲願であるタイトル奪取まであと一勝に迫っています。

その叡王戦は第4局が26日(土)に指されます。

 

中継は、モバイル中継とニコニコ生放送で

 

bit.ly

 

 

 

 

先日ご紹介した藤井聡太全局集ですが、発売は6月末になります。

竜王戦や王座戦の結果次第では、その時期にまた注目を集めているかもしれませんね。

 

 

 

 

それではまた