将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

遠山プロの対局やお知らせ、将棋界について

徳田四段戦

先手番で角換わりを選択。後手が玉側の端を受けなかったため、先手だけが「1筋の位」を確保する展開となりました。
端に手をかけた分、こちらの駒組みが遅れるため、相手の急戦を警戒しつつ慎重に形を整えました。
構想通りの布陣を築くことができて、仕掛けの段階では作戦勝ちを意識できる局面になりました。

中盤、相手の意表を突く一手に長考を強いられましたが、ここで踏み込んだことが勝因となりました。
前局、弱気な手を指して敗れた反省を、いい形で生かすことができたと感じています 。

終盤も相手の勝負手に対して冷静に対応し、最後までリードを保って勝ち切ることができました。

これで今期の順位戦は目標の6勝に到達し、降級点を消すことができました。
前期はわずか2勝に終わって悔しい思いをしました。
今期も厳しい戦いになることを覚悟していましたが、この段階での6勝は望外の結果です。
苦しい時期も腐らず、地道に積み重ねてきたものがようやく形になり、ホッとしています。

残り2戦の相手は、いずれも昇級争いをしている強敵です。
厳しい戦いになりますが、目標を達成した今だからこそ、高いモチベーションで臨めそうです。

ここからは来期、そして将来へつなげるための戦いです。しっかり準備をして全力を尽くします。

 

それではまた