将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

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服部四段戦

後手で相掛かりに。

序盤で主導権を握りにきましたが、強く反発して逆に主導権を奪いました。

左右の桂を跳ねていき、陣形の薄さを攻めの厳しさでカバーする展開に。

 

この辺りの詳しい解説をnoteに書いています。

note.com

 

ギリギリの攻めでつながるか不透明でしたが、異筋の金打ちから飛車を奪って切れない攻めになりました。

 

終盤はヒヤリとする場面もありましたが、受けにまわったのが好判断で広さが生きて捕まりにくい格好でした。

粘りを振り切って押し切りました。

 

これで今期順位戦の全日程が終了。

2年連続で7勝3敗という結果でした。

 

服部四段は自力昇級がかかっており、叡王戦でベスト4に進出するなど絶好調で相当な強敵でした。

その相手に勝てたことは、来期に向けて大きな自信になります。

 

ただ昇級には1.5勝足りないので、ここからそれをどう積み上げるか。

困難な道のりですが、精進していきます。

 

今年度というくくりでは残り2局です。

いい形で締めくくれるよう、また次の対局に向かいます。

 

 

それではまた