将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

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堀口七段戦

先手で四間飛車に穴熊を目指したら、角筋を生かして急戦にこられました。

端の関係で厳密には違いますが、藤井システム調の仕掛けでした。

 

相手の角を強引に飛車と交換して、反撃へ。

昼食休憩前に派手な手を指されて、思わずご飯も忘れて考えこみました。

ここでいい対応が出来たことで、リードを奪ったようです。

 

終盤は踏み込むか手堅くいくかの選択で、手堅い手を選択。

解析によると評価値を落としたようです。ただ、AIは細い一本道でも早い勝ちを求めますが、人間的には手堅くいって遅くても確実に勝ちを手にするほうが間違いがなくていいです。

ここは好判断だったと思います。

 

実戦では攻めが遠のいて勝ち味がなくなったと判断されて相手が投了。

早い時間での終局になりました。

 

順位戦はこれで4勝目。

残り4戦、一つでも多く白星を重ねていきたいです。

まずは年内最後の順位戦に向けて、また準備していきます。

 

 

それではまた