将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

遠山プロの対局やお知らせ、将棋界について

梶浦七段戦

振り駒で先手になり、角換わりへ。相手は右玉で対抗してきました。

中盤までは互いに研究通りの展開に。相手の研究手がふわっとした手で、狙いが分かりにくくて対処に苦慮しました。

本譜は受けにまわった判断が誤りで、攻めの手を指して互角という将棋でした。

相手の攻めが想像以上に厳しくて支えきれず、いいところなく押し切られました。

 

相手の作戦は公式戦での実戦例は少ないものの、研究会ではよく出てきます。
経験を積んでいたはずですが、大事なところで判断ミスをおかす辺り、しっかり理解出来ていなかったようです。
課題が残る結果でした。

 

対局が続きましたが、ここで一息つきます。
来週以降も研究会が入っているので、しっかり勉強して次の戦いへ向けて精進していきます。

 

それではまた