将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

遠山プロの対局やお知らせ、将棋界について

勝又七段戦、金井六段戦

午前中は勝又七段との対戦。

振り駒で先手になり角換わりへ。後手の早繰り銀を受け止める展開になりました。

組み上がったところは作戦勝ちだったようで、仕掛けたところで手応えを感じました。
こちらの陣形が薄いので、無理な攻めをしないように心がけていました。その気持ちが功を奏したか、少しずつリードを広げていき、結果的には持ち時間(40分)を余して快勝でした。

 

午後は金井六段との対戦。

振り駒で先手になり角換わりへ。後手の誘導もあり、定跡形からいきなり終盤戦に飛び込みました。

互角以上に戦えると調べていた格好でしたが、研究が思い出せず肝心なところで選択を誤りました。こうなると流れが早い将棋では致命的で、いいところなく押し切られました。

この展開の「理解」が足りていなかったことが研究手順を間違えた要因で、これまでの勉強法における課題の部分が出てしまいました。
残念ですが、いまの新しい勉強法で埋めていくよりありません。

 

来週以降も対局が続くで、切り替えてまたそちらに向かっていきます。

 

それではまた