将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

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折田五段戦

後手で角換わりへ。出だしは一手損でしたが、普通の角換わり腰掛け銀に合流しました。

後手番で温めていた作戦を採用。相手の猛攻を食らうので怖い作戦ですが、研究の後ろ盾が心の支えでした。

この作戦が功を奏して中盤でリードを奪いました。そして攻めるか受けるかの選択で攻め合いで勝ちを目指しました。
しかしこの選択が残念ながら敗因に。
第一感で攻め合い勝ちと思ったのですが、その判断が誤りでした。

攻防の一着で勝ちに近づいたはずが、大きな落とし穴が待っていました。相手のうまい攻め方をウッカリして攻め合い負けの形に。そこから粘るも押し切られました。

 

準備もうまくいき、難解な中盤を乗り切って、あとはどう着地するか、というところでの判断ミスで敗れました。
結果が出ていないことで、勝ちを焦ったかもしれません。
振り返ると、どこか余裕がなかったように思います。

 

前期に続いて黒星スタートに。嫌が上にも今後の展開に不安を感じさせられます。
キッカケがほしいところですが、ジタバタしても始まらないので、いつも通りの取り組みを続けていきます。

 

それではまた