将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

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中村(亮)六段戦

後手で相手の四間飛車に持久戦で対抗。

美濃囲いに組まない現代風の耀龍四間飛車+6六銀型という珍しい作戦で、序盤から互いに構想を練って長考合戦に。

 

作戦としてはまずまずうまくいきましたが、攻め合いにいくタイミングを間違えたようです。ただ難易度が非常に高く、感想戦でもハッキリしたことはわかりませんでした。

終盤、勝負に出た手で辛抱していれば、難解な戦いが続いていたようです。

 

全体通じて難しい将棋で、形勢判断も、手の取捨選択も、何が正しいかわからずに指し進めて、気がついたら負けになっていました。

難易度の高い展開で相手にうまく指されてしまい、チャンスのない将棋でした。

 

対局の翌日は高槻に寄り、新しく関西将棋会館が建つ予定地を見に行きました。

新会館で指す時がきたら、その時にはもっといい将棋を指せるようにしたいものです。

 

 

それではまた