将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

遠山プロの対局やお知らせ、将棋界について

石川(陽)七段戦、八代七段戦

14時からの対局は石川七段との対戦。

振り駒で先手になり、雁木に対して矢倉で対抗する形に。

 

思い切って仕掛けたのが功を奏してペースを握りました。

詳細はnoteに書きました。

 

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中盤でやや怪しいムードになるも、最後は詰めろ飛車取りが決まって勝ちきりました。

 

16時頃に感想戦が終了。

3時間の余裕ができたので、その間に夕飯を済ませるなど次の対戦への準備を。

ABEMAのスタジオには個室が用意されているので、ゆっくり体も休められて、万全の状態で次の対局に臨めました。

 

19時からの対局は八代七段との対戦。予選決勝です。

振り駒で後手になり、相矢倉に。

 

変則的な脇システムで、形勢判断の難しい将棋でした。

攻められる展開ながら馬を引きつけて抵抗し、苦しいながらも粘れそうだと思って指していました。

 

しかし、節約した受けが悪手で相手の猛攻をモロに受けることに。

詳細はnoteに書きました。

 

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相手の囲いは手つかずで全ての攻め駒がさばける矢倉の理想的な展開を許し、押し切られました。

 

ということで結果は1勝1敗。予選決勝での敗退となりました。

 

一日に2局は疲労度も大きいです。

体力的にも精神的にも辛い状況ですが、またすぐに対局があるので切り替えて次に向かいます。

 

 

それではまた