将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

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初心者の大人向け連載「3分でわかる将棋入門」第2回 将棋のキホンは棒銀戦法にあり

11月28日、「3分でわかる将棋入門」の第2回が公開になりました。

この連載を読んで、
「将棋を始めてみよう」
「将棋を再開してみよう」
そう思っていただければ嬉しいです!

 

 

froggy.smbcnikko.co.jp

 

 

将棋の目的

この回のテーマであり、全体のテーマでもあるのが「将棋の目的」とはなんぞや、ということです。

 

終盤は簡単で、相手の玉をつかまえるのが目的です。逆に、自分の玉をつかまえられないのも目的となります。

 

序盤は、攻めの形とスキのない陣形を作るのが目的です。

初心者の方は、攻撃のツートップである飛車と角をしっかり働かせることに意識を向けましょう。

第2回では攻めの形の代表的存在である棒銀戦法について触れています。

 

難しいのは中盤の目的です。ここが理解できていないと、「将棋は難しい」になってしまいます。

中盤は、「駒得」と「成る」を目指すのが目的です。

ここをしっかり理解してもらうのが第2回の大きなテーマとなります。

 

執筆中

この中盤の目的を達成するためにあるのが「手筋」です。

いまはその「手筋」の本を鋭意執筆中です。

中盤を鍛えるには「手筋」が重要と言われますが、それは中盤の目的を達成するために「手筋」を覚える必要があるからです。

 

執筆中の本は、初級~中級者が覚えるべき「手筋」を集めた問題集になります。

この連載と本の組み合わせでかなりの実力アップにつながるはずです。

 

連載は来年の2月頃まで、本は来春に出版予定です。

なのでまずはこの連載をしっかり読み込んで、本の出版をお待ちください!

 

 

それではまた