将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

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千田七段戦

振り駒で先手になり、相掛かりへ。午前中から定跡を外れて力戦になりました。

 

我慢と踏み込み

 

ジリジリとした展開で我慢を強いられましたが、チャンスとみて一気に踏み込んで迎えた図。

 

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(青字が実戦の手、先手▲が私です)



この▲8二飛が狙いの一着で、対処が難しいとみての一連の踏み込みでした。

これが好判断でリードを拡大しました。後手は2~4筋の形が自玉の逃げ道を狭めている一方、先手は右辺への逃げ道が広く捕まらない形です。

 

この王手に対し、△7二銀には▲8三歩成が強烈。

△4一玉には▲2二歩成△同角▲3四桂で寄り形です。

 

実戦は△6二銀と受けましたが、その銀を狙った▲7四桂がピッタリの攻めとなり、ここで奪ったリードを保って勝ちきりました。

 

嬉しい勝利

B級1組以上に在籍中の棋士には約4年ぶりの勝利に。

強敵相手にいい内容で勝つことができたのは嬉しい限りです。

連敗中ということもあり、自信を取り戻す勝利になりました。

 

 

それではまた