将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

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門倉五段戦

振り駒で後手になり、相手の速攻を雁木模様で受け止める展開に。

図の受け方は、手元のデータベースでも例が無く、非常に珍しいものでした。

後手△が私です。

 

 

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▲2六飛に△3三金と上がったところ。珍しい格好ではありますが、こうした攻めにはこう受けようと準備していた手です。

以下▲3五銀△3二玉で攻め足を止めることに成功しました。

 

ただこの4三銀3三金という慣れない格好が形勢判断を狂わせました。

もうちょっと感触をつかんでおければ、というのは勉強不足と言い換えられます。

 

その形勢判断の狂いが、中盤での一手バッタリにつながりました。

事前の準備、また気の持ちようという部分でも悔やまれる一局です。

 

また勉強し直すことは勿論ですが、気持ちの部分でも立て直しと改善が必要です。

来週以降も対局が続くので、またそれに向かっていきます。

 

 

それではまた