振り駒で後手になり、横歩取りを選択。
流行の△5二玉型ではなく△6二玉から玉を右に囲う、少し変則的な作戦を採用しました。
こちらがギリギリの攻めを敢行。異筋の好手で攻めがつながりました。
そこから猛反撃を受けて迎えた図。後手△が私です。
▲7三歩と打たれたところ。普通は△同桂ですが、▲9三角の鬼手を食らって危なくなります。
少し前にこの筋に気が付いて青ざめました。
しかし▲7三歩自体は詰めろではないので、△6七成桂と攻め合いに。
非常に怖い局面ですが、大丈夫との読みは正しかったようです。実戦は▲8二歩成に△9三玉とかわしてギリギリしのぎました。
タイトルホルダー相手に嬉しい勝利。
内容も良く、ここ最近の積み重ねがいい方向性であることを実感できました。
自信をもって、これからも頑張ります。
この将棋は王位戦加盟社紙面で11月19日~25日に掲載予定です。
ぜひご覧ください。
それではまた