将棋棋士 遠山雄亮のファニースペース

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将棋本紹介 ~勝負師の生き様&お勧め詰将棋本~

最近読んだ将棋の本で、お勧め本をご紹介。

 

羽生善治 闘う頭脳 (文春e-book)

羽生善治 闘う頭脳 (文春e-book)

 

 

発売直後にコンビニで発見してパラパラと読んだところ、あまりの面白さに即買い。

すると翌日にご献本いただいて2冊になってしまいました(笑)

2冊のうち1冊は師匠の教室、加瀬将棋教室に寄付しました。すると大人のお客様に大好評で、皆さん熱心に読まれていました。

 羽生名人の過去~現在のインタビューがまとめられていて、羽生名人の思考を辿る意味でも大変貴重です。

厳しい世の中を勝ち抜いていく手引書といっても過言ではない一冊です。

 

透明の棋士 (コーヒーと一冊)

透明の棋士 (コーヒーと一冊)

 

 

羽生名人のみならず、様々な棋士にスポットを当て、勝負師の生き様を描いた本。

www.mishimaga.com

こちらの連載をまとめたものです。著者で将棋担当記者でもある北野さんが書くと、棋士が色鮮やかに描かれます。

私のお気に入りは、渡辺棋王マンチェスター・ユナイテッドのジャケットを着て登場するシーン。その姿が目に浮かぶようで、飾らない渡辺棋王の性格をよく表す一コマです。

 

 

7手詰ハンドブック〈2〉

7手詰ハンドブック〈2〉

 

 

こちらは詰将棋の本。ハンドブックシリーズは1~7手詰めまであり、初心者~上級者まで楽しめます。ファンの方にお勧めの詰将棋本を尋ねられた時は、このハンドブックシリーズを推奨しています。

新作は7手詰め。形が綺麗で解きやすい問題が多いのが浦野八段作の特徴です。

ここ数日、朝に20題ずつ解いて頭の体操にしています。

 

お気に入りの本はありましたか?

棋力を問わない本ばかりです。ぜひご一読ください!

 

 

それではまた